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Channel: BOXING MASTER first 2006-2023
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井上尚弥 フジTVゴールンタイム 全国生中継!

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高校史上初のアマ7冠から昨年10月、プロ転向。キャリア2戦で日本Lフライ級5位にランクされる井上尚弥(大橋)選手の次戦は、4月16日後楽園ホールで日本同級1位佐野友樹(松田)選手とのノンタイトル10回戦。


デビュー戦から大きな注目を集める正統派ビッグルーキーの試合は、これまでTBSが放映して来たが、今度の試合からフジテレビが独占放送権を獲得。プロ3戦目は、午後7時からの2時間枠で全国へ生中継される模様。


BOXING MASTER/ボクシング マスター


フジテレビがゴールデンタイムでボクシングを生中継するのは、1992年に渡辺雄二(斎田)選手が、ヘナロ・エルナンデス(米)の持つWBA世界Sフェザー級王座に挑戦した世界戦以来21年ぶりとなる。


”お江戸のタイソン”・渡辺選手は、甘いマスクとデビュー以来10連続KOの破格の強打で、後楽園ホールを毎回満員にする人気選手で華があった。しかし、稀代の技巧派王者エルナンデスは強く、上手く、渡辺選手は6回TKOで敗れた。視聴率は14.4%。


日本ランキング5位の選手の試合がゴールデンタイムで放映されるとなると、相当昔のボクシング黄金時代まで遡らねばなるまい。


これはボクシング界にとっては凄い、快挙!


「ホンマ、やるようですわ!」と、フジTVのボクシング番組MCを務める千原ジュニアさんも興奮気味でした。('-^*)/


「白熱した試合をお見せしたいと思います」という井上選手。日本タイトル挑戦経験もある日本1位を相手に、どんな試合を見せてくれるのか、大いに期待がかかる。


BOXING MASTER/ボクシング マスター


一方の佐野選手はプロ10年目の31歳。17勝(12KO)2敗4分のキャリアを持つ。一昨年8月の日本タイトル挑戦は、王者黒田雅之(川崎新田)選手の地元川崎での戦いで、惜しくも1-2の判定を失った。


3ヵ月後の再起戦は、ノーランカー相手によもやの引き分け。昨年はタイ選手相手に一度リングに上がっただけで、今度が1年ぶりの試合。


井上陣営からのオファーを受けたのは、ボクシングキャリアのけじめをつけるためかと思われ、尋常ならざる決意でこの試合に挑むと見る。佐野選手はロッキーの境地ではなかろうか。


バリバリのホープvsプロたたき上げの意地。


昭和36年(1961年)アマの全日本王者からプロ転向、後に東洋王者となり世界王座にも挑戦した高橋美徳(三迫)選手は、プロ2戦目で40戦のキャリアを持つ篠沢佐久次(笹崎)選手のボディブローの前にキャンバスへ沈んだ。


「日本、東洋タイトル獲得は当然。日本で初の重量級で世界制覇を」と、プロデビューから大いに期待された高橋選手だけに、篠沢戦の予想は「早い回で高橋のKO勝ち」で一致していた。



東洋王座を獲得した高橋選手の地元青森でのパレード。


やはり昭和51年(1976年)、アマの全日本1位からプロ転向した”幻の世界王者”・元OPBFバンタム級王者村田英次郎(金子)選手は、3戦目で日本バンタム級王者沼田 剛 (新日本木村)選手とノンタイトル10回戦で対戦。


前半ダウンを奪われるなど、村田選手劣勢。「まだ早かったか」との声もささやかれた第8ラウンド。偶然のバッティングでカットした沼田選手の頭部からの出血がひどく、試合はストップ。当時のルールで村田選手は勝ちを拾った。


ゴールデンタイム・全国生中継。好試合を期待したい。フジテレビの番組作りにも大注目ですね。


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