3月12日、タイで元WBA世界フライ級王者デンカオセーン・カオウィチットと対戦する三迫ジムの 堤 英治選手が、三迫貴志マネジャー、射場哲也トレーナーと共に協栄ジムにやって来た。スパーリング相手を務めるのは、日本Sフライ級1位白石豊土選手。
白石選手は3月31日に、日本Sフライ級王者帝里木下(千馬神戸)選手に挑戦が決まっており、サウスポーの堤選手が来てくれるのは大変ありがたい。
「うちは何回でもいいですよ~」(^O^)/
「では6ラウンドお願い致します」
初めて同士のスパーリングは、お互い緊張するものである。お互い、目的を持った練習。良いスパーリングが出来たと思います。
「デンカオセーン、いい相手ですねェ。ウェイトは?、何回戦ですか?」
「Sフライで、12回戦です」
「それはいいねェ。デンカオも、もう36歳だからチャンスありますよ」
「だけど倒さないとダメでしょうから、そのつもりでやって来ますよ」
坂田健史(協栄)選手から王座を奪っていった、憎っくきデンカオセーン(人間は良いです)。('-^*)/
あれから4年以上の時間が経った。亀田大毅(亀田)選手には一度は勝ちながら再戦で判定を失う。暫定王者ルイス・コンセプシオン(パナマ)への挑戦は、初回僅か90秒でTKO負け。それでもすぐにリングに復帰し、Sフライ級のPABA王者として現在9連勝中。
とはいえ、相手ははるかに格下の選手ばかり。最近はバンコク以外で戦うことも多い(堤戦も地方開催)。
家も建て、車も手に入れて、「もう痛いのはいやだ」というコメント情報もあった元王者は、現在WBA世界Sフライ級3位にランクされる。59勝(24KO)3敗1分。
WBAは王者河野公平(ワタナベ)選手に、意味のない暫定王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)と対戦交渉を始めるよう指示を出した(2月7日)。交渉がうまく運ばない場合には、入札を匂わせている。
河野vsソリス戦が実現し、決着が付き暫定王座が空位になると、2位亀田大毅(亀田)選手は暫定戦に出れないので、3位デンカオセーンに暫定での2階級制覇チャンスが回って来る計算で、これは大きなモチベーション。
12ラウンド、力を加減してマイペースで戦う術を知っているデンカオセーンだが、張り切ってくるであろう堤戦は、逆にそこが付け目かも。
08年大晦日、広島までやって来た元V19王者カオサイ・ギャラクシー氏は、王者となったデンカオセーンに「なまけものになっちゃいけない」と苦言を呈していたが、夢を実現させたデンカオセーンは、それが出来なかった。
堤選手は沖縄で走りこみを終えた後、再び協栄ジムへ来襲する。今度は8ラウンド。楽しみです。(^-^)/
「最近、バイトでジム始めたんです」(射場トレーナー)('-^*)/
「それは、凄いねェ。今度、宣伝しておくから」(^O^)/
本物の射場トレーナーです。イバジム・ブログ
から。
ボクシングジム・トレーナーの究極のバイト?。土、日の昼間だけ営業の自前の道場。その名も『イバジム 』で、今日オープン。健康やダイエット目的専門のボクシングジムで、場所は東武東上線・上福岡駅近く。
土、日だけ営業のジムとはなんとも贅沢。しかし、その発想は面白い。思い及びませんでした。(^o^;)
「なんかやっていかないと大変ですからねェ」f^_^;
「みんな同じだよ。うちなんか子供5人もいるから、私もこれから朝まで肉体労働ですよ」(^^ゞ
「まァ、選手に頑張れって言ってるんだから、こっちも頑張らないと。いつまで続くかわからないけどね」(^o^;)
さて、今日も頑張ろう!
応援、深く感謝です!→ 【ブログ・TOP】