WBAはLフライ級正規王者井岡一翔(井岡)選手と、スーパー王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の王座統一戦をあらためて指示。WBAオフィシャルサイトによると、対戦交渉期限を2月23日とし、対戦は昨年大晦日から数えて90日以内となっている。
AMB ordena a Román González y Kazuto Ioka a negociar
交渉がまとまらない場合は入札となり、その場合、スーパー王者の取り分は75%となる。
いよいよという感じですね。
25歳のゴンサレスは、34戦全勝(28KO)無敗。08年9月、新井田 豊 (横浜光)選手からミニマム級王座を奪って行って以来、世界の第一線で圧倒的強さを見せる2階級制覇王者で、日本にもファンは多い。
昨年11月のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)相手の防衛戦は、3-0のスコアで勝利したとはいえ、ポイント差以上に苦戦の印象。
敗者エストラーダは善戦を評価されて、再起戦でブライアン・ビロリア(米)のWBO&WBAスーパーフライ級王座に挑むことが決まっている(4月6日・マカオ)。
強い相手を迎えて、仕上げて来るゴンサレスがどれほどなのかは大いに楽しみ。これは井岡選手にもいえることで、まだまだノビしろは十分。勝利に大きな期待がかかる。
とにかく今後の交渉に注目ですね。楽しみです。
さて、WBAは他にも指名試合を指令。
クルーザー級正規王者デニス・レベテフ(ロシア)と、休養王者ギジェルモ・ジョーンズ(パナマ)戦は、2月6日パナマのWBA本部で入札により興行権が落札される。最低落札価格は、20万ドル(約1800万円)となっている。
ウェルター級正規王者ポール・マリナージ(米)には、1位の暫定王者ディエゴ・チャべス(亜)との対戦を指令。WBAルールにより、交渉期間は今日から30日以内で、合意に達しない場合は入札となる。
マリナージは4月27日、ニューヨークで防衛戦を予定しており、対戦相手は当初予定されてWBAがランク入りさせていたシェーン・モズリー(米)から、マルコス・レネ・マイダナ(亜)、アンドレ・ベルト(米)に変更の動きがあるが、チャべスがここに割り込むのか?
都合によって登場する感がある”WBAルール”には、笑いを禁じえません。(^^ゞ
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