12月1日(日本時間2日)、ニューヨーク、マジソン・スクエアガーデンで開催された、WBA世界Sウェルター級タイトルマッチ。王者オースティン・トラウト(米)に、元3階級制覇王者ミゲール・コット(プエルトリコ)が挑戦した試合は、Showtimeによって放映された。
この試合の、ペイチャンネルShowtimeの視聴率は104万人の歴代最高をマーク。
コットのファイトマネーは、100万ドル(約8400万円)。それに共同開催に加わったコット・プロモーションの取り分がプラスされる。一方の地味な実力者、王者トラウトの報酬は24万ドル(約2千万円)だった。
コット人気健在を示した敗者は、来年のリング復帰が決まっている。勝利し、チャンスを手に入れた形のトラウトに、果たしてビッグオファーは来るのか?。
人気者のWBC同級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の次戦は5月4日(現地時間)が予定(対戦相手未定)されている他、フロイド・メイウェザーJr(米)vsロバート・ゲレーロ(米)の一戦も同日開催予定となっている。
そして、あのシェーン・モズリー(米)がカムバック。42歳の元3階級制覇王者は、今年5月のアルバレスとの戦いに敗れ、『引退』を表明していた。46勝(39KO)8敗1分。
予定される対戦相手は、WBA世界ウェルター級正規王者ポール・マリナージ(米)。10月の最新試合では、オーバーウェイトのパブロ・セサール・カノ(メキシコ)に大苦戦。11ラウンドにダウンを喫するなど、厳しい戦いを強いられ2-1の判定勝ち。
しかし、地元ニューヨークの観衆はこの判定に大ブーイング。何とか面目を保った形の王者は、35万ドル(約2900万円)のファイトマネーを得ている。
32歳の2階級制覇王者は、32勝(7KO)4敗。”マジックマン”の愛称を持つ技巧派で、パワーには欠ける。試合は4月27日に予定。
「まだやるの?」のモズリーが、勝つ可能性もなきにしもあらず?
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