19日(日本時間20日)メキシコ・ロスモチスで行われたWBC世界Sバンタム級シルバー王座決定戦は、3位フェルナンド・モンティエルと、WBA同級1位から鞍替えした8位ビクトル・テラサスのメキシカン同士の戦い。
ノニト・ドネア(比)にショッキングなTKO負けを喫し、Sバンタム級へ転向した元3階級制覇王者モンティエルは、再起後、世界戦経験者相手に2連続KO勝ちで再上昇中。
モンティエル。
テラサスは、かつて所属していたエディ・レイソノのカネロ・プロモーションを離れ、WBA1位の座を投げ打ってモンティエルとの戦いに挑んできた。
試合は、予想に反して意外な展開に。第5ラウンド、キャンバスへ落ちたのはモンティエル。これはテラサスの右を喰らったもの。その後、元3階級制覇王者は意地の反撃で追い上げるが、テラサスも譲らず12ラウンド終了。
オフィシャルのスコアは、115-112、115-113、114-113で3者ともテラサスの勝利を支持。
大番狂わせといっていい敗北で、モンティエルが一敗地にまみれた。
WBC世界Sバンタム級シルバー王座を獲得したテラサス(28歳)は、32勝(18KO)2敗1分。敗れたモンティエル(32歳)は46勝(36KO)4敗2分。
これでWBC同級王者西岡利晃(帝拳)選手のターゲットは、ノニト・ドネア(比)ただ一人となりましたね。
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