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長谷川に負けた男 MSG世界戦 ファン・カルロス・ブルゴス

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2000年10年11月、長谷川穂積(真正)選手と空位のWBC世界フェザー級王座を争い、一敗地にまみれたファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)が、来年1月13日(日本時間14日)ニューヨーク、マジソン・スクエアガーデンのリングで、WBO世界Sフェザー級王者ローマン・マルティネス(プエルトリコ)に挑む。


長谷川戦まで25戦無敗の快進撃を続けていたブルゴスだったが、長谷川選手の力攻めの前にペースを乱され初黒星。22歳(当時)のホープは、このまま消えていってしまうのかと思われたが、ブルゴスはどっこい生き返った。


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Sフェザー級へ転向したブルゴスは、昨年11月のパッキャオvsマルケスⅢ戦アンダーカードでMGMグランド出場のチャンスを掴み、19戦無敗のルイス・クルス(プエルトリコ)と対戦。ダウン応酬の末判定勝利し、WBCシルバー王座と、WBOラテン王座を獲得。


一気に評価が高まったブルゴスは、ベテランの元王者クリストバル・クルス(メキシコ)を破りシルバー王座初防衛に成功。最新の試合(7月20日)では、25戦無敗のセサール・バスケス(メキシコ)を3回TKOで撃破し、ラテン王座のV1に成功。


長谷川戦後、5戦全勝(2KO)としたブルゴスは力でWBO世界1位の座を勝ち取り、マルティネスへの挑戦を決めた。まったくたくましい限りである。


1月13日のMSGは、トリプル世界戦で他に、WBOフェザー級王者オルランド・サリド(メキシコ)vs1位ミゲル・アンヘル・ガルシア(米)戦、WBA世界ミドル級王者ジョナディ・ゴロフキン(カザフスタン)vsガブリエル・ロサド(米)戦が行われる。


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特に、ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)を連破し主役の座に就いたサリドに、30戦全勝(26KO)のガルシアが挑む一戦は大注目。


ノニト・ドネア(比)らを手がけるキャメロン・ダンキンにマネージメントされるガルシアは、これまで大いに売り込まれ、世界前哨戦となった元WBA王者ジョナサン・バーロス(亜)戦では、15万5千ドル(約1,270万円)ものファイトマネーを得ている。


ガルシアが勝てば、このクラスもさらに注目を集めそうです。


さて、ブルゴス。日本での挫折から這い上がり、米国リングで素晴らしい成果を収め、堂々の世界挑戦。MGM、もMSGも、そんなに遠くない。やはり、最初の一歩ですね。日本人選手にも励みになりそうだと感じます。楽しみです!。


※皆様、熱いコメントありがとうございます。大変、励みになります!


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