WBA世界Sフェザー級王者内山高志(ワタナベ)選手は、大晦日、同級暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)との王座統一戦に挑むことが決まっているが、WBAはこの試合の前に新暫定王座決定戦を承認。
12月8日(日本時間9日)、15ヶ月ぶりにリングに登場する元フェザー級王者ユーリオルキス・ガンボア(キューバ)と、マイケル・ファレナス(比)の一戦がそれで、「ああ、やっぱり」という感じ。
12月4日、WBA世界バンタム級正規王者亀田興毅(亀田)選手は、暫定王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)と”王座統一戦”に挑むことになっているが、WBAは11月にロベルト・バスケス(パナマ)vsジョン・マーク・アポリナリオ(比)で暫定王座決定戦を開催。
この試合は引き分けで新暫定王者は決まらなかったが、最新ランキングではルイスの暫定王者表記はなくなっており、現在の身分は紛らわしい状態。
ガンボアvsファレナス戦で、新算定王者が決まると、大晦日リングに登場するバスケスの肩書きも、どうなることか気にかかる。
暫定王者は認めない日本。暫定王者の身分は気にしないで、「1位選手との普通の指名試合でいいでしょう」というのはもっともなのだが、一方では「それでは王座統一戦という表現は当てはまりませんよ」という声もあり、これも当然である。
昨年、バスケスが暫定王者になった試合以降、正規王者が暫定王者を認めない日本のジム所属選手である場合、暫定王者が正規王者への挑戦が決まったら、暫定戦は先取り承認OK。
そんな感じのWBAタイトル事情は、一般の方には説明するのも難しく、聞く方も到底理解できないであろう。
JBCからWBAへこのあたりの事情を公式に問いただし、事情を説明してもらいたいところですね。(;^_^A
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