インドネシア・ジャカルタで開催されているWBA総会。アジア地区での開催とあって日本からも関係者多数が参加し、ランキング会議が行われた。議長を務めたのは、メンドサJr副会長。
井岡ジム・井岡弘樹会長は、12月31日の宮崎亮vsポンサワンのミニマム級王座決定戦が認可されたことを確認。
Sウェルター級正規王者オースティン・トラウト陣営代表、リガルド・リゾ(ニカラグア・米国在住)。かつてはWBOの役員を務めていた。
米フロリダ州で音楽プロモーターもつとめるヘンリー・リバルタは、ホアン・グスマン(ドミニカ)と新たに契約。11月30日に同州フォートローダーデイルで、グスマン対カビブ・アラクベルディエフ(ロシア)の王座決定戦を確定させた。
英国在住のベルギー人フィリップ・フォンディュ。数ヶ国語を話し、東欧、アフリカにも契約選手多数。小堀祐介(角海老宝石)選手から日本でライト級王座を奪取した、パウロス・モーゼス(ナミビア)と共に来日したことがある。
ゴールデンボーイ・プロモーションのWBA担当のロベルト・ディアス。ホルへ・リナレス(帝拳)選手、デビッド・ヘイ(英)等も彼の担当。
ウラジミール・フルーノフ(ロシア)。ヘビー級正規王者アレクサンデル・ポヴェトキン(ロシア)、Sバンタム級ランキング上位のサーシャ・バクティン(日本→ロシア)選手、前出のアラクベルディエフ等を傘下に置く。
会議では、サーシャ選手の指名挑戦者昇格を請願。
クリチコ兄弟、ゲナディ・ゴロブキンを擁する「K2プロモーション」のトム・ローフラー(米)。スーパー王者クリチコ弟とポヴェトキンの王座統一戦は来年7月になる見通し。
9月1日にフェックス・シュトルム(独)からミドル級スーパー王座を奪取したダニエル・ゲイル(豪)は、レギュラー王者ゴロブキンとの対戦を避けたために王座剥奪が決定。ゴロブキンはレギュラー王者のままだが、同階級で唯一の王者となった。
日本ライト級王者加藤善孝選手、PABA王者を破った土屋修平選手のランキング入りを請願する、角海老宝石ジム・鈴木真吾会長。
川崎新田ジム・新田渉世会長は、日本Lフライ級王者黒田雅之選手、三好喜美佳選手らを引率。
黒田選手はランキングアップ、三好選手は女子ランク入りを英語で直接請願した。
WBO総会から連続参加のウリセス佐藤氏。
六島ジム・枝川孝会長と共に佐藤氏は、名城信男(六島)vsテーパリット戦が接戦だったことを力説。名城選手の再挑戦(指名挑戦権)獲得の正当性を主張した。
タイ・ギャラクシープロ代表し二ワット氏の子息テリー(タイ)が発言。数多くの元王者、上位ランカーを持ち、大晦日、日本で宮崎選手とミニマム級王座を争うポンサワンもその一人。
Sフライ級正規王者テーパリットを傘下に置くゴーキャット(タイ)と、その右腕の一人パニャ(下写真)。主要4団体に精通している。
それぞれの主張がどこまで受け入れられるか?
コンベンション・ランキングの発表を待ちたいと思います。
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