21戦全勝(16KO)。いまだ無敗の元フェザー級王者ユーリオルキス・ガンボア(キューバ)がリングを離れて1年以上が過ぎた。今年4月のブランドン・リオス(米)とのWBA世界ライト級正規王座決定戦への出場拒否に始まった、ガンボアのトップランク社との戦いは法廷へ持ち込まれている。
IBF世界Sフェザー級王者ファン・カルロス・サルガド(メキシコ)への挑戦する復帰戦も予定されたが、実現に至らなかったガンボアに、新しいカムバックスケジュールがある。
12月8日(現地時間)ラスベガスで開催されるパッキャオvsマルケスⅣ戦のアンダーカードで、フェルナンド・ベルトランJr(メキシコ)と対戦するというもの。
ベルトランJrは9月15日、マルチネスvsチャべスJr戦と同じリングで、ローマン・マルティネス(プエルトリコ)と空位のWBO世界Sフェザー級王座を争い、惜敗したばかり。WOWOWをご覧になった方はご承知の通り、解説のジョー小泉氏、浜田剛史氏の2人は、ベルトランjrの勝利を支持していた。
私もあの判定は、ベルトランJrには気の毒のように思えました。
23歳のベルトランJrは、これまで27勝(17KO)2敗の戦歴。メキシカンらしい重い左ボディを武器にする好戦的ファイター・スタイルで、プロキャリアは6年になる。
ガンボア戦が実現すれば、噛み合いのよい打撃戦が展開されそう。しかし、キューバ人のパワーが強引にメキシカンをねじ伏せると見るのが妥当か。ガンボアにとってはまたとない復帰戦の舞台。つい勝利が期待されます。
4階級制覇王者ノニト・ドネア(比)との対戦を熱望する、WBA世界Sバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)は、ドネアvsアルセ戦が挙行予定の12月15日(現地時間)、同じリングで元王者プーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)と対戦する模様。
同じリングでドネア、リゴンドーがそれぞれ勝てば、対戦の気運も一気に高まりそうで楽しみですね。
IBO世界Sバンタム級王座を獲得したサーシャ・バクティン(日本→ロシア)選手も同日試合を予定しており、元2階級王者ビック・ダルチニャン(豪)にも対戦オファーが送られている。なんとかダルチニャン戦が実現し、これを撃破し、メジャータイトル挑戦につながる事を願うばかりです。
※”ロードワーク”。たくさんのコメント、ありがとうございます。続編ありますから、お楽しみに!
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