11日(日本時間12日)、米・カリフォルニア州フレズノのセーブマート・センターで開催されたIBF世界ライトヘビー級王座決定戦。11戦全勝(全KO)の同級2位アルツール・ベテルビエフ(ロシア)と、同級3位エンリコ・コーリン(独)=23勝(6KO)1敗=の一戦は、ベテルビエフが12回2分33秒TKO勝ちで新王者。
ベテルビエフはガードを固め防御に専念するコーリンを手数で圧倒。さすがに疲れを見せる場面もあったが、最後まで攻めきり、ラストラウンド2度のダウンを奪いストップに持ち込んだ。
WBOラテンとNABO北米スーパーライト級のダブル王座決定戦。WBO6位アレツクス・サウセド(メキシコ)と、WBO13位グスタボ・ビットーク(亜)の一戦はサウセドが3回1分16秒TKO勝ち。
スーパーライト級10回戦。WBC世界同級1位アミール・イマム(米)vsジョニー・ガルシア(米)は、イマムが4回終了TKO勝ち。テレンス・クロフォード(米)が正式に王座を返上すれば、王座決定戦出場が予想されるイマムは、引き分けを挟み4連敗中というガルシアに対し慎重な戦いぶり。4回にダウンを奪った後も無理をせず、ラウンド終了。ここでガルシアがあっさり棄権して試合は終了。一昨年11月にエイドリアン・グラナドス(メキシコ)にまさかの8回TKO負けを喫して以来、3連勝となったが、いずれもはるかに格下の相手ばかり。世界戦で真価を問われることになった。
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