アゼルバイジャンの首都バクーで開催された第55回WBC総会のランキング会議。薬物陽性反応が検出されたルイス・ネリ(メキシコ)が王者に君臨するバンタム級は、3位ペッチ・CPフレッシュマート(タイ)を擁するダイヤモンドプロモーションのウイラット氏が、王座の剥奪を要請。
3位のペッチと2位.エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)による王座決定戦が請願されたが、これは却下。なおも「暫定王座決定戦はだめか?」と食い下がったが、これも認められず、結局、ペッチvsロドリゲスは挑戦者決定戦という事になった。
陽性反応をもたらした問題の物質が、「本当に実質的に違法性を持つのかどうか、複数の専門家に確認するのに時間を要する」(スレイマン会長)ということで、ネリの処遇は未決で、決論が出るまではボクサー活動にも制限、支障はなく、防衛戦を行うことも可能。
山中慎介(帝拳)選手との再戦指令の可能性も大きいが、ネリ陣営が希望する11月の地元ティファナでの防衛戦がどうなるのか。大いに気になるところです。
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