アゼルバイジャンの首都バクーで開催されている第55回WBC総会。晩餐会では、現、元王者達が表彰を受けたが、ナジーム・ハメド(英)には特別ベルトが贈呈された。
WBO世界フェザー級王者だったハメドは1999年10月にWBC王者セサール・ソト(メキシコ)とのタイトル戦で判定勝ちしたが、当時のWBCとWBOの確執から、WBC王座は防衛せず返上していた。
WBCとWBOの確執。2000年2月にWBC世界スーパーバンタム級王者だったエリック・モラレス(メキシコ)が、WBO世界同級王者マルコ・アントニオ・バレラ(メキシコ)に僅差の判定で勝利したが、WBOベルトは受け取らなかった。今回のベルト進呈はその後の両団体の雪解けを意味するものとなる。
ハメドとポール・マリナージ(米)。
シーサケット・ソールンビサイ(タイ)。次の指名戦前に選択防衛戦を行うことを申し入れ、承認されている。
イベンダー・ホリフィールド(米)。
アズマー・ネルソン(ガーナ)。
バーナード・ホプキンス(米)。
コンスタンチン・チュー(豪)。
女子フェザー級王者エレナ・ムジェノビッチ(カナダ)。
勇利・アルバチャコフ(協栄)。
ハビエル・カステジェホ(スペイン)。
ニノ・ベンベヌチ(伊)。
エリック・モラレス(メキシコ)。
マイケル・スピンクス(米)。
カルロス・サラテ(メキシコ)。
晩餐会前に行われたジャッジセミナーは、ベテラン審判で来日回数も豊富なヒューバート・ミン(米・ハワイ)氏が担当。独自の尺度表を基に10試合以上を出席者に自己採点させた。日本からは関西の宮崎久利審判員が出席。
WBC総会。続報をお楽しみに!。