WBO世界フェザー級タイトルマッチ。王者オスカル・バルデス(メキシコ)vs同級4位ジェネシス・カシミ・セルバニャ(カシミ・比)。9月22日(日本時間23日)、米・アリゾナ州ツーソン、コンベンション・センター。
セルバニアは、29勝(12KO)無敗。
バルデス、22勝(19KO)無敗。
試合開始。
第4ラウンド、挑戦者の右で王者は一瞬右膝を付くダウン。終了間際にもセルバニアは連打を見せた。
第5ラウンド。バルデスの左フックでセルバニアがダウン。
6回は、セルバニアが右アッパーからの連打で攻勢。
パンチの威力でも王者に引けをとらなかった挑戦者。
7回以降、バルデスは無理な打ち合いを避けアウトボクシング。
懸命にバルデスを追うセルバニアだったが、決定打は打ち込めず。
試合終了。両選手が勝利をアピール。
勝者はバルデス。
公式スコアはデニス・オコーネル(米)116-110、レビ・マルチネス(米)115-111、ルビン・ロッキー・テイラー(米)117-109で、いずれもバルデス。
40万ドル(約4500万円)のファイトマネーを得たバルデスは、3度目の防衛に成功。トップランクのボブ・アラムは、12月にも元2階級制覇王者カール・フランプトン(英)との対戦を実現させたい構えを見せている。