WBA世界ライト級タイトルマッチ。王者ホルヘ・リナレス(帝拳)vs同級1位ルーク・キャンベル(英)。9月23日(日本時間24日)、米・カリフォルニア州イングルウッド、フォーラム。颯爽とリングに登場するチャンピオン。
挑戦者はロンドンオリンピック・バンタム級金メダリスト。
リナレス選手のトレーナーはイスマエル・サラス(キューバ)。
キャンベルのトレーナーは、同じくキューバのホルヘ・ルビオ。
レフェリーは、ジャック・リース(米)。
第2ラウンド。王者の速い右で挑戦者はダウン。
リナレス選手の左フックでキャンベルは右目下をカット。序盤は苦しい戦いとなった。
王者のパンチはスピードがあり、威力も十分。
しかし、中盤以降手数が減った王者は、挑戦者にポイントを許す。
ラスト2回は王者が踏ん張った。
12回終了。リナレス選手の手があがった。
敗者は、「彼は素晴らしいチャンピオンんだが、自分が勝ったと思った」。
公式スコアは、マックス・デルーカ(米)114-113、ザック・ヤング(米)115-112でリナレス選手。しかし、英国人のビクター・ローリンは115-113でキャンベルとした。
WBC世界同級ダイヤモンド王座を保持するリナレス選手は、WBC世界同級王者マイキー・ガルシア(米)との対戦を希望。かなえられない場合は、スーパーライト級への転向も問題ないことを示唆。今後のビッグマッチに期待。