元WBA世界Sフライ級チャンピオン清水智信(金子)選手が、10日、所属する金子ジムで記者会見し、現役引退を発表した。
「(4月の初防衛戦で)負けた後、しばらく休んで考えたり、周りからフライ級に落として2階級制覇をしてほしいとの声も出たが、もう一度目指す気持ちにならなかった」
「世界王者になるという夢がかなったのは幸せだった」
こう胸中を打ち明けた31歳の元王者は、今後は故郷の福井市でボクシングのトレーニングを取り入れたフィットネスジムを経営する。
東京農大から金子ジム入り。2004年3月プロデビュー。2戦目でタイ選手に苦杯を喫するが、ここから立ち直り、2011年8月、3度目の世界挑戦でウーゴ・カサレス(メキシコ)を破り世界王座獲得。
写真は思い出のカサレス戦から。金子賢司トレーナーとのコンビで世界の頂点へ立った。
元東洋フェザー級王者金子繁治大会長を交えての記念撮影。
清水選手といえば、王座獲得後の”休養王者騒動”が気の毒な印象として残ります。
世界戦ビジネスの様々な要素が絡み合っての大混乱劇であったが、”休養王者”清水選手は復帰戦で、正規王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)へ挑戦する機会を与えられた。
2012年4月4日。第8ラウンドまでは、大接戦。しかし、9回無念のストップ負け。
激戦を制し喜びを爆発させたテーパリット陣営。
一方、無念の敗者は、意外とサバサバしていた。
プロ戦績19勝(9KO)4敗1分。
お疲れ様でした。坂田健史(協栄)選手との度重なるスパーリングが良い思い出です。チャンピオンベルトも。(^-^)/
第2の人生も頑張ってください!
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