試合が予定されては延期が繰り返されている元2階級制覇王者で、WBO世界バンタム級1位にランクされるオマール・ナルバエス(亜)の次戦が再スケジュール。同級2位ニコライ・ポタポフ(ロシア)との挑戦者決定戦は、9月22日(日本時間23日)にアルゼンチン・ブエノスアイレスでセットされた。
ナルバエスは再三による試合の延期で、昨年6月以来試合から遠ざかっており、41歳という年齢を考えるとこのブランクは、マイナスはあっても決してプラスにはならないだろう。46勝(24KO)2敗2分。
一方のポタポフ(27歳)は最新の3月の試合で、井上尚弥(大橋)選手の持つWBO世界スーパーフライ級王座に挑むことが決まっているアントニオ・ニエベス(米)との無敗対決を制し意気軒高。ナルバエス戦に対しても、「彼は偉大な王者だったが、その時代は終わっている。アルゼンチンで戦うことに何の不安もない」と語り、ニューヨークに住むロシア人は自信をあらわにしている。17勝(8KO)無敗1分。