IBF世界ミニマム級タイトルマッチ。王者ホセ・アルグメド(メキシコ)vs同級9位京口紘人(ワタナベ)。7月23日、東京・大田区総合体育館。勝てば、師と仰ぐ”浪速のジョー”・辰吉丈一郎(大阪帝拳)氏に並ぶ、プロ8戦目での世界王座奪取となる京口選手。。
アルグメドは4度目の防衛戦。カネロ・プロモーションに所属する王者は、勝てば9月のゴロフキンvsカネロのアンダーカードで次戦を目論んでいた。
マリク・ワリード(米)主審。
ジャッジ、マイク・フィッツジェラルド(米)。
ジャッジ、カルロス・コロン(プエルトリコ)。
ジャッジ、野田昌宏(日本)。
お馴染み、須藤尚紀リングアナ。
大阪から東京にに拠点を移した京口選手のチーフトレーナーは、共に移籍して来た井上孝志氏。ワタナベジムに移籍するや、一昨年10月の河野vs亀田で河野選手のアシスタントトレーナーとして勝利に大きく貢献。昨年末の井上選手との戦いでは河野選手に勝利をもたらせなかったが、愛弟子京口選手を通じて「神風鷹志(選手時代のリングネーム)ここに在り」を大きくアピール。
IBF立会人は、最近頻繁に活躍のベン・キールティー(豪)。
1R。
2R。
3R。
4R。
5R。
6R。
7R。
8R。
ノニト・ドネア(比)。
9R。
タフなアルグメドがキャリア初のダウン。
10R。
試合を終えた田口良一(ワタナベ)選手もリングサイドで応援。
11R。
12ラウンド終了。激しい試合だった。
ホッと安堵の表情を見せた新王者。豊富な練習量と強い心を感じさせる戦いだった。
公式スコアはカルロス・コロン(プエルトリコ)116-111、マイク・フィッツジェラルド(米)116-111、野田 昌宏115-112で、いずれも京口選手を支持。
プロデビューから1年3ヶ月での世界王座獲得は国内最速記録。「チャンピオンになれたことは素直にうれしい」と語った新王者の初防衛戦は、同級3位カルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)との指名試合。試合は10月にも予定されている。今後に期待!。