1日(現地時間)、独オーベルハウゼンで開催されたWBA世界ミドル級スーパー王者フェリックス・シュトルム(独)vsIBF世界同級王者ダニエル・ゲール(豪)の世界ミドル級王座統一戦は、ゲールが接戦を制し2つ目のベルトを獲得した。
オフィシャルのスコアは2-1のスプリット・デシジョン。WBA世界戦のベテラン、南アフリカのスタンレー・クリストドールは116-112でゲール。米国のユージン・グラントは116-112でシュトルム。残るデイブ・パリス(英)は116-112でゲールとした。
シュトルムの地元で行われた試合は、主審もWBAのトップ審判員ルイス・パボン(プエルトリコ)が務め、ゲールにとっては厳しい環境であると思われたが、見事に王座を統一した。31歳のゲールは28勝(15KO)1敗。敗れたシュトルム(33歳)は37勝(16KO)3敗2分。
同じく1日(日本時間2日)ニューヨークで行われた、WBA世界ミドル級正規王者ジェナディ・ゴロフキン(カザフスタン)vs挑戦者グレツゴルツ・プロスカ(ポーランド)の一戦は、5回1分11秒TKOで王者が4度目の防衛に成功。
試合は初回からダウンを奪ったゴロフキンが、4回にも倒し、続く第5ラウンドもプロスカをダウン。圧倒的強さで全勝記録を更新した。24戦全勝(21KO)。
同じリングでは15戦全勝(13KO)のSウェルター級ジョナタン・ゴンサレス(プエルトリコ・23歳)が、元WBO世界同級王者セルゲイ・ジンジルク(ウクライナ)と対戦。12回を戦い、引き分けている。
スコアは114-114、115-113、111-117の三者三様。前日公式計量で71キロの元王者に対し、ゴンサレスは73.9キロであった。
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