2階級制覇を目指すWBA世界Sフライ級4位亀田大毅(亀田)選手は、25勝(17KO)1分無敗というタイ国バンタム級2位マイク・タワッチャイ(タイ)と対戦(19日・サンメッセ香川)。
元世界王者は、おなじみの”弁慶”スタイルで入場。
亀田家総帥亀田史郎氏がリングサイドで見守る。
マイクは27歳。不気味な風貌?
関西コミッションの政野(まさの)リングアナのコールで試合開始。
先攻するタワッチャイに大毅選手はジャブから得意の左フックで対抗。初回は3人のジャッジとも10-10のイーブン。
第2ラウンド。
大毅選手のボディ攻撃が冴え、タワッチャイはダウン。
ここは立ち上がって来たが、過度のクリンチで減点1。
余裕の元王者。
タワッチャイはすっかり警戒してしまい出て来ない。
その後、大毅選手は断続的に連打でタワッチャイを追い詰めるが、その度にタフなタイ人はしぶとく反撃。
フィニッシュには至らない。しかし、ポイントは文句なく元王者のもの。
各ラウンド確実に優勢を取った大毅選手だが、試合はいよいよ最終第10ラウンドを迎えた。
この日特別リングガールを務めたのは、三兄弟の妹、姫月(ひめき)さん。
スコアはジャッジ3人共に100-89。一方的大差で大毅選手が勝利。手を上げるのは北村レフェリー。
「相手を待ってしまう悪い癖が出てしもうて、詰めが甘くなった」
それでも最後まで手数が減らなかったのは、「少しは成長できたかな」と笑顔を見せた。
25勝(16KO)3敗。
3兄弟の中では、一番もまれている感がある大毅選手。
「世界戦は、運やからな」
果たして世界挑戦のタイミングは?
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