9月9日(日本時間10日)に米・カリフォルニア州で開催されるロマゴンvsシーサケット、井上尚弥vsニエベス、クアドラスvsエストラーダのスーパーフライ級トリプルヘッダーは、カーソンのスタブハブ・センターで行われることが決定。
同日に同じ、米・ロサンゼルス地区で開催が予定されていた、サンタクルスvsマレスのWBA世界フェザー級王座統一戦は、10月7日(現地時間)に移動され、ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催される事が明らかになった。
同日、同地区で開催予定だったビッグマッチ興行は、どちらの会場も保有する”AEG”の社長兼最高経営責任者(CEO)ダン・ベッカーマン氏が、K-2プロモーション(ロマゴン)と、サンタクルス、マレス擁するアル・ヘイモン側との調停に乗り出し、時期をずらしての開催に持ち込むことに成功。
ボクシングファンであるというベッカーマン氏は、「ファンの為に両方のカードのプロモーターと話し合いを持ち、歩み寄りを得た事は、本当に喜ばしいことです」とコメント。
本当にこの決定はボクシングファンに取っては何よりだと思います。WBAによって指令されたサンタクルスvsマレスは、早い段階で対戦合意に達していたが、期日、会場がロマゴン興行と重なっていた為に、発表に至らず時間を過ごしていた。
しかし、WBAは最近になって交渉がまとまらないと入札することを両陣営に通達。だが、サンタクルス、マレス共にヘイモンによってプロモートされており、この入札指令には、「プロモーターが同じなのに?」という疑問が持ち上がっていた。
村田vsヌジカムの入札指令、開催延期と同じく、もはやタイトル戦の決定、開催はWBAの主導を離れ、選手とプロモーター側に主導権が移っているように思えます。これも、暫定戦世界王座戦乱発のツケだと考えている、メディア、関係者、ファンは多数に及んでいるのは確かです。
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