21日、東京・有明コロシアム。IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ。同級正規王者八重樫 東 (大橋)選手vs同級暫定王者ミラン・メリンド(比)。初回、メリンドの左フックで八重樫選手がダウンの波乱のスタート。
立ち上がった八重樫選手。ここは落ち着いて立て直すかと思われたが、左アッパーで再びダウン。
そして、右ストレートでこの試合3度目のダウン。
エドワード。エルナンデスSr(米)主審は、カウント途中で試合をストップ。
TKOタイム初回2分45秒。
「最初の左フックの後はうろ覚え」という八重樫選手は、ライトフライ級世界戦史上最短KOでの王座陥落となってしまった。
日本人選手による世界ライトフライ級王座独占を、僅か1日で終わらせたメリンド自身も、「八重樫はタフなので、まさか、こんなに早く勝てるとは」と驚き。36勝(13KO)2敗。