サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)とのメガファイトで、良いところなく完敗を喫したフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)が再起宣言。今後はスーパーミドル級で戦うと話し、9月か10月にでもダニエル・ジェイコブス(米)と対戦することを希望している。
164.5ポンド契約。1ポンドオーバーで100万ドルのぺナルティが課されていたカネロvsチャベスJrは、契約で正式計量の前に予備計量が義務付けられていた事が明らかになっている。
ウェイトが落とせるのか最後の最後まで信用がなかったチャベスJrは、報酬が支払われるリミット10分前に、退役連邦裁判官のダニエル・ワインシュタイン氏が監督する中、ごく一部の関係者だけを集めた予備計量で、163.6ポンドを計測。(カネロは163.8ポンド)最も緊張した瞬間が終わった時、関係者一同はホッと胸をなでおろしたという。
ともかく、ウェイトが落とせることがわかったチャベスJrは、168ポンドのスーパーミドル級で、「ゴロフキンに勝つ可能性があるジェイコブスに勝って、この階級が私のベストであることを証明したい」と意気盛ん。
リチャード・シェイファーと、独・プロモーター、カレ・ザワーラントが共同開催する、「世界ボクシング・スーパーシリーズ」、優勝賞金1000万ドル(約11億3900万円)、賞金総額5000万ドル(約56億9万円)は、クルーザー級とスーパーミドル級で開催されることが発表されており、こちらへの参戦も気になるところです。今後に注目。
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