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ジョシュアvsクリチコ 「再戦契約」 IBF2位プーレフ

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ボクシングの醍醐味を見事に満喫させてくれた世界ヘビー級タイトルマッチ。アンソニー・ジョシュア(英)と、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)の一戦は、ジョシュアの劇的な!11回TKO勝ち。試合後は互いに称えあったが、この試合の契約には再戦条項が含まれていることを、クリチコ陣営のトム・ローフラーが明かしている。

 

 

クリチコ自身も試合後、「再戦に興味がある」と語っているが、ローフラー氏は、「ウラジミールの決定を待ちたい」と、41歳の元王者の決断を待つ構え。

 

一方の勝者ジョシュアは、「誰とでも戦う!」と宣言したが、WBC王者デオンテイ・ワイルダー(米)、WBO王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)が共に、英国リングでのジョシュアとの王座統一戦に興味を示している。

 

しかし、現実的にはBFとWBAのスーパー王座を保持することになったジョシュアには、指名試合が待っている。例によってWBAのヒルベルト・メンドサJr会長は早くも、「ジョシュアにはそれ(指名試合)を猶予する期間が与えられることになる」と発言。

 

指令されている同級1位ルイス・オルティス(キューバ)のジョシュア挑戦は、先送りされることになりそうで、WBA王座は自由に挑戦者を選択できることになりそう。

 

 

だが、IBF王座の方はそうはいかず、同級2位にランクされるベテラン(5月には36歳)のクブラト・プーレフ(ブルガリア・上写真)が指名挑戦の時を待っている。

 

プーレフ擁するザウアーラント・プロモーションは、「ジョシュアはプーレフと戦うか、そうでなければIBF王座は剥奪されなければいけない」と、早々と指名戦実現へのアドバルーンをあげている。

 

プーレフは2014年11月にIBFの指名挑戦者として、当時クリチコが保持していた王座に挑戦したが5回KO負け。しかし、その後5連勝で再浮上して来た。25勝(13KO)1敗。

 

メンドサJr会長が発言通りの措置を取れば、ジョシュアの次戦は、WBA同級のインターコンチネンタル王座を保持するプーレフと対戦する可能性が高いだろう。

 

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