8日(日本時間9日)、英・マンチェスター興行のメインカード。WBO世界ライト級タイトルマッチ。王者テリー・フラナガン(英)に、同級2位ピーテル・ペトロフ(ロシア)が挑んだ試合は、フラナガンが12回判定勝ち。
試合は前に出るペトロフをフラナガンが迎え撃つ展開で、立ち上がりから激しい主導権争いが演じられた。挑戦者のいきなりの右を中心とした手数に対し、王者は左ストレートを軸に対抗。
共に決定的場面はなく、明確といえるラウンドも少なかったが、ジャッジの採点は英国人のテリー・オコーナーが116-112。ゾルタン・エニディ(ハンガリー)118-110、ミカエル・フック(スウェーデン)120-108でフラナガンに。しかし、王者のフルマークは挑戦者に気の毒な試合だった。
5度目の防衛に成功したフラナガンは、33勝(13KO)無敗。敗れたペトロフは、38勝(19KO)5敗2分。
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