2014年4月、IBF世界スーパーバンタム級王者として来日、長谷川穂積(真正)選手の挑戦を7回TKOで一蹴したキコ・マルティネス(スペイン・31歳)が英国遠征。WBC世界フェザー級3位、IBF4位のジョシュ・ワーリントン(英)と対戦。試合は5月13日(日本時間14日)に英・リーズで開催される。
カール・フランプトン(英)に世界王座を追われたマルティネスは、その後、スコット・クイッグ(英)の持っていたWBA世界スーパーバンタム級王座へ挑戦するも2回TKO負け。フェザー級に転じた昨年2月、WBA王者レオ・サンタクルス(メキシコ)へ挑戦のチャンスを掴んだが、ここも5回TKO負け。
約5ヶ月後、地元スペインのリングで再起戦に挑んだが、3連敗中のエウセビオ・オセジョ(ニカラグア)=28勝(8KO)20敗3分=と、よもやの引き分け。11月にレオネル・ヘルナンデス(ニカラグア)=10勝(1KO)20敗2分=を8回判定に降し、ようやく再起に成功した。
一方のワーリントンは24勝(5KO)無敗の26歳で、世界フェザー級王座への挑戦を目前に控え、落ち目の元王者を撃破し更に勢いをつけたい所。
再浮上を目指すマルティネス=36勝(26KO)7敗1分=が、ワーリントンのホームリング、リーズで、どんな戦いを見せるのか。大いに注目したい。
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