11日(日本時間12日)メキシコシティのアレナ・シウダー・メヒコで行われた、WBC世界バンタム級王者山中慎介(帝拳)選手への次期指名挑戦者を決める決定戦。1位ルイス・“パンテラ”・ネリー(メキシコ)と、5位ヘスス・マルティネス(コロンビア)の一戦は、ネリーが4回終了TKO勝ち。
サウスポー同士の一戦は、パワーで勝るネリーが初回から優位に立つ。迎えた第4ラウンド終盤、左ストレートでチャンスを作ったネリーが連打でマルティネスを追い込む中、終了ゴングが鳴ると、ほぼ同時にマルティネスはキャンバスへ膝を折った。ダメージの深いマルティネスは第5ラウンド開始のゴングに応じられず、試合はストップとなっている。
山中選手への挑戦権を獲得したネリーは、23勝(17KO)無敗。敗れたマルティネスは、23勝(11KO)2敗。
WBC世界スーパーフライ級3位ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)と、アヌアル・サラス(コロンビア)=20勝(12KO)3敗=による、空位のWBC同級シルバー王座決定戦は、エストラーダが5回KO勝ちで新王者。
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