WBC世界バンタム級タイトルマッチ。チャンピオン山中慎介(帝拳)選手vs同級6位カルロス・カールソン(メキシコ)。2日、東京・両国国技館。22連勝中の挑戦者を相手に、山中選手が”神の左”の威力をまざまざと見せつけた。
5度目のダウンでついに試合はストップ。
TKOタイム7回57秒。
「相手に合わせすぎた」とKO防衛にも、王者の表情は固かった。
王者の位フルマークかと思いきや、ジャッジのクレイグ・メトカルフ(カナダ)は、第2ラウンドを挑戦者に与えていた。
具志堅用高(協栄)氏の持つ13度の連続防衛記録にあと一つと迫った山中選手は、「前回のモレノ戦のような、自分も危機感がある相手を選んでもらえれば、また試合へ向けて成長できる」。
次戦の挑戦者候補には、22戦全勝(16KO)無敗の同級2位ルイス・ネリー(メキシコ)が候補にあがっている。
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