亀田興毅(亀田)選手が両拳の負傷のため休養王者となったWBA世界バンタム級。暫定王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)が正規王者に昇格するのかと思いきや、いまだその気配はない。いや、無意味に作られた暫定王者には、正規王座に就く資格がない?
7月7日(現地時間)メキシコで予定されるルイスの防衛戦相手は、当初19戦全勝(18KO)、現在17連続KO勝ちのフリオ・セハ(メキシコ)の名前があがっていた。
試合はWBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)擁する、”プロモシオネス・デル・プエブロ”(大衆のプロモーション。オスワルド(左)と、レヒナルドのキュキュレ親子が運営)と、サンプソン・リューコゥイッツ率いるサンプソン・プロモーションの共催が予定されていた。
しかし、この話は流れ次に決まったのが、昨年、山中慎介(帝拳)選手とWBC世界バンタム級王座を争った、クリスチャン・エスキベル(メキシコ)。これはキュキュレ親子と、ルイスに暫定王者のチャンスを与えたヘクター・ガルシアプロモーターとの共催。
だが、このカードも流れた。揺れ動く”無意味”な暫定王者ルイスの動向。
世界と名が付くタイトルマッチで、この時期に対戦相手がはっきりしないのは、「なんだんねん」。(;^_^A
新しいニュースで挑戦者として名前があがったのは、ジャン・サンプソン(亜)。22歳になったばかりの新鋭は、12勝(7KO)1敗。とはいえ、2月に1ポイントも取れずに初黒星を喫した相手ジョンフレス・パレポ(ベネズエラ)は、3月にルイスに挑み8回TKO負け。
その後、5月26日の再起戦は、6年ぶり42歳の元2階級制覇王者ロセンド・アルバレス(亜)に、リードを許しながら幸運ともいえる5回反則勝ち。とはいえ、もちろん現在世界ランキングに名前はない。
こんな凄い挑戦者を迎えるWBA世界バンタム級暫定タイトルマッチの評価は、星ひとつ(BOXREC)。(;^_^A
どうにもならないWBA。もう、どうにも止まりません!ヽ(;´ω`)ノ
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