WBC世界ミドル級正規王者フリオ・セサール・チャべスJr(メキシコ)の3度目の防衛戦は、米テキサス州エルパソのサン・ボウル・スタジアムで同級3位アンディ・リー(アイルランド)を迎えて行われた。
試合はチャンピオンが長身(188センチ)の挑戦者を追いかける展開。4ラウンドから圧力を強めた王者は、次第に挑戦者を追い詰める。そして迎えた第7ラウンド、前に出る王者の連打にさらされた挑戦者に、ローレンス・コール主審のストップで試合は終了。
7回2分21秒TKOでチャべスJrが勝利。3度目の防衛に成功した。46勝(32KO)1分無敗。次戦は、WBC同級ダイアモンドベルト保持者セルヒオ・マルチネス(亜)との対戦が避けられないだろう。
セミファイナルに登場したIBF世界ライト級王者ミゲール・バスケス(メキシコ)は、3連敗中の元世界挑戦者ダニエル・アタ(ナイジェリア)とノンタイトル10回戦で対戦。
試合はバスケスがアタを寄せ付けず、ジャッジ3人が100-90とスコアする完勝。戦績を31勝(13KO)3敗とした。25歳。
この3敗は、現WBC世界Sウェルター級王者サウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)に、デビュー戦の4回戦と、再戦の10回戦での2敗。そして現WBO世界ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)に喫したもの。(いずれも判定負け)
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