10日(日本時間11日)、米・オハイオ州トレドでWBA世界バンタム級スーパー王者ラウシー・ウォーレン(米)を攻略。新王者となったザナ・ザキヤノフ(カザフスタン)のリッキー・ハットン・トレーナー&プロモーターは、WBA世界同級正規王者ジェイミー・マクドネル(英)との王座統一戦を希望。

ハットンは、「我々はマクドネルとの戦いを希望していたが、彼はそうしなかった」と、以前からマクドネルをターゲットに掲げていた事を明かし、「今度は実現させたい」と強気だが、マクドネルはリボリオ・ソリス(ベネズエラ)との再戦をWBAから指令されており、実現はこれをクリアしてからの話となる。
前王者ラウシー・ウォーレン(米)も、判定に不満を唱えザキヤノフとの再戦を口にしているが、判定は妥当との声が多く、これは説得力がない。
ザキヤノフがウォーレンに勝った事を電話で家族に報告したハットンは、「涙が止まらなかったよ」と、その感激ぶりをあらわにしている。元2階級制覇王者ハットンのジムから出た初めての世界王者ザキヤノフ(33歳)は、豊富なスタミナで手数旺盛なファイター・タイプ。27勝(18KO)1敗。
今後に注目!。