WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)に、前WBO世界同級暫定王者のミゲール・ベルチェルト(メキシコ)が挑んだ一戦は、ベルチェルトが11回2分19秒TKO勝ち。28日(日本時間29日)、米・カリフォルニア州インディオ、ファンタジー・スプリングス・リゾート&カジノ。
偵察を終えた第2ラウンドから激しい打ち合いとなった試合は、体格で上回る挑戦者がコンパクトなパンチをうまく決めリードを広げて行く。ハイペースな展開でベルチェルトのスタミナが心配されたが、ベルチェルトの動きは落ちることなく、バルガスにダメージを蓄積させて行った。
再三ドクターチェックが入った王者は、両目上のカットに加え、腫れも目立ち全く苦しい。そして迎えた11ラウンド、ベルチェルトが連打でバルガスを追うと、ついにレフェリーストップ。好試合。新王者ベルチェル。三浦隆司選手との対戦が楽しみです。