井上尚弥(大橋)選手が王座に君臨するWBO世界スーパーフライ級で、1位に躍進したレックス・ツォー(中国)が、ボブ・アラムのトップランク社と2018年まで契約を延長。「井上との対戦を楽しみにしている」と怪気炎をあげている。
ホームタウン香港では絶大な人気を誇るツォーの次戦は、3月11日にIBO世界王座3階級制覇の、IBO世界同級王者ギデオン・ブゼレジ(南ア)=18勝(4KO)5敗=を相手に、香港コンベンション&エキシビジョンセンターで予定されている。
ランキング1位に上昇したことで、地元香港ではツォーの世界王座奪取にかかる期待が一気に膨らんでいるが、関係者は「井上はバンタム級に上げる計画もあるようだ」との見解も漏らしており、王座決定戦狙いの可能性も高い。
アラムは4月1日にマカオで、WBO世界フライ級王者ゾウ・シミン(中国)のV1戦を計画。ランキング最上位者との対戦が予想されるが、WBA世界同級王者井岡一翔(井岡)選手との王座統一戦を希望する声も、王座獲得直後から聞こえて来ており、マカオでアラムの持ち駒と日本人選手の対決が起こる可能性も、近い将来に有り得そう。
今後に注目!。