元WBC世界ミニマム級王者ナパ・キャットワンチャイ(タイ)が、フォークリフトにひかれる事故で死亡した事が報じられている(詳細は不明)。ナパは1988年に井岡一翔(井岡)選手の叔父、元2階級制覇王者の井岡弘樹(グリーンツダ)選手から世界王座を奪い、通算2勝1引き分け。
90年には大橋秀行(ヨネクラ)選手の手に移っていた王座に挑戦したが判定で敗れた。その後も戦い続けたナパは大橋氏の愛弟子、川嶋勝重(大橋)選手に5回TKO負けするなど、晩年は日本のリングで4連敗を喫し引退(2000年)していた。
日本のリングを大いに沸かせた元王者は、49歳の若さで避ってしまった。心よりご冥福をお祈り致します。