WBO世界ミニマム級暫定王座決定戦。同級1位モイセス・カジェロス(メキシコ)vs同級2位福原辰弥(本田フィットネスジム)は、2月26日に熊本県上天草市の松島総合運動公園で開催される。これは昨年のWBO総会で同級王者高山勝成(仲里)選手が、試合でカットした傷の回復に6ヶ月の猶予を要請。暫定王座が設置されることになっていたもの。
総会ではジョー小泉氏が、カジェロスと同級3位山中竜也(真正)選手の両陣営が日本での対戦に合意済みで、この一戦を暫定王座決定戦にすることを要請。認められていたが、その後ランキング上位の福原選手も参戦を表明。最終的にランキング上位者同士での開催となった。
カジェロスvs福原戦の勝者は、高山選手との王座統一戦が義務付けられている。
「待ちに待ったチャンス。何とか熊本でタイトルマッチができるよう尽力したい」(本田憲哉会長)としていた福原陣営は、念願かなっての地元開催が実現。力が入る。福原選手は、18勝(7KO)4敗6分。カジェロスは、25勝(14KO)6敗1分。