IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ。チャンピオン八重樫 東 (大橋)選手vsミニマム級8位サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)。12月30日、東京・有明コロシアム。王者はこれが約7ヶ月ぶりのリング、2度目の防衛戦。
サマートレックは初めての世界挑戦で井上尚弥(大橋)選手に敗れた後、14連勝中。
試合開始。
王者は軽快なフットワークを使い、速い左で距離をコントロール。打っては離れる作戦。
7回以降、ギアを上げた八重樫選手は、一転、接近戦を選択。プレスを強め、サマートレックを潰しにかかった。
打撃戦は、王者のパワーが断然上。
ラストラウンド。ファンの期待はKO防衛。八重樫選手は前に出る。
王者の右で挑戦者、グラリ。
チャンピオン、一気の連打。
ついにストップ。TKOタイム12回2分13秒。
3人の子どもたちからの「お父ちゃん、頑張って!」の熱烈な声援に応えた八重樫選手は、「うれしいです。まだまだ未熟ですが、来年も引き続き応援してください」。
次戦は同級暫定王者ミラン・メリンド(比)との王座統一戦を予定。来年2月には34歳となる王者の、さらなる進化に期待!。