31日、岐阜メモリアルセンターで開催されたWBO世界ライトフライ級王座決定戦。同級1位モイセス・フェンテス(メキシコ)vs同級2位田中恒成(畑中)は、田中選手が5回1分52秒TKO勝ちで新王者。
試合は立ち上がりから左右自在なフットワークを使い、速いコンビネーションを繰り出す田中選手がリード。元WBO世界ミニマム級及びライトフライ級暫定王者のフェンテスを圧倒する中京の怪物は、迎えた第5ラウンド、フェンテスをロープ際に後退させると一気の連打。なんとかこらえていたフェンテスだが、最後は根負けしたようにキャンバスへ沈んだ。
田中選手は井上尚弥選手に並ぶ8戦目での2階級制覇に成功。畑中会長、田中選手、おめでとうございます!。
セミファイナルの日本フェザー級タイトルマッチ。チャンピオン 林 翔太(畑中)選手に、元WBA世界スーパーバンタム級王者下田昭文(帝拳)選手が挑戦した一戦は、 林 選手が10回判定勝ち。スコアは95-94、95-94、97-94の3-0。