30日、東京・有明コロシアムで開催されたダブル世界戦。IBF世界ライトフライ級戦。チャンピオン八重樫 東 (大橋)選手に、ミニマム級8位サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)が挑んだ一戦は、八重樫選手が12回2分13秒TKO勝ち。
試合はフットワークを活かし距離をコントロールしながら、速い左を有効に使った王者が序盤戦をリード。一転、7回以降、距離を詰めての打ち合いを挑んだ八重樫選手は、左右アッパー、強烈な左ボディを織り交ぜ攻勢を強める。そして迎えた最終ラウンド、王者の強い右で挑戦者がグラリと揺れた所で試合はストップ。八重樫選手の快勝となった。
73.4キロ契約のWBO世界ミドル級3位村田諒太(帝拳)vsブルーノ・サンドバル(メキシコ)は、村田選手が3回2分53秒KO勝ち。フェザー級。清水 聡 (大橋)vsカルロ・デメシーリョ(比)は、清水選手が3回1分9秒KO勝ち。
ロンドン五輪メダリストの二人は格の違いを見せつけ、それぞれワンパンチKO。次戦が楽しみです。