日本プロボクシング協会は、昨日都内で開催された理事会で、日本ボクシングコミッション(JBC)との間で紛糾していた「健康管理見舞金」(健保金)問題について、「お互いに認識のずれがあった」事を確認。共同声明を出すことで合意した。声明にはJBCの財務状況改善、説明責任の遂行などが盛り込まれ、文言がまとまり次第発表される。
理事会にはJBC復帰を果たした安河内 剛 事務局長が、健保金問題の全権委任者として出席。安河内氏は「平成20年に健保金が一般会計に組み込んで以来、協会に対する説明などが十分ではなかった。お互いに認識のズレがあった」と説明。渡辺 均 協会長も「決着してよかった。大きな重荷が取れ、お互いに発展を目指していける」とした。
「ボクサーの権利を守る会」の(松尾敏郎代表=緑ジム会長)も、「声明文の通りにしていただければ問題ない」とし、声明文の正式発表に期待。
何処に認識のズレがあったのかは大いに気になりますが、これで一応の決着。今後の発展に期待したいと思います。