ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の王座返上に伴う、WBC世界フライ級の王座決定戦は、来年3月4日にタイで開催。同級1位ナワポーン・ソールンビサイ(タイ)と、同級2位ファン・エルナンデス(メキシコ)の組み合わせ。
初の世界戦となる地元のナワポーンはキャリア6年の25歳で、戦績は36戦全勝(28KO)無敗。とはいえ、特に目立った選手との対戦はない。一方、来年2月に30歳となるエルナンデスは。、5年前に後楽園ホールで井岡一翔(井岡)選手の持っていた、WBC世界ミニマム級王座挑戦に敗れて以来2度目のチャンス。33勝(24KO)2敗。
敵地での王座決定戦開催にも、強い自信を見せているエルナンデスだが、メキシカンにとってもタイリングは鬼門で、ナワポーンが地の利を活かして王座を獲得するか。
この試合の勝者は同級3位比嘉大吾(白井・具志堅)選手の挑戦を受けることが義務付けられており、比嘉選手の挑戦は来夏となりそう。