WBO世界フライ級王者ゾウ・シミン(中国)は、来年4月1日にマカオで初防衛戦を予定。王座決定に勝利し王座を獲得したゾウは、最上位ランカーとの対戦になるが、1位ドニー・ニエテス(比)は、どうやら空位となったIBF世界同級王座決定戦出場へ舵を切る模様。
IBFは空位の王座決定戦を3位ニエテスと、4位エータワン・モー・クーテップトンブリー(タイ)の間で決める事を示唆(1、2位は空位)。王座決定戦は来年4月頃までに、ニエテス陣営の主導で開催されるだろう。
エータワンは、22勝(15KO)3敗の27歳。2度の来日経験があり、2013年5月、石田 匠 (井岡)選手に8回判定負け、今年4月に奥本貴之(グリーンツダ)選手に8回スプリットの判定勝ち。しかし、ニエテスとのキャリアの差は歴然で、比国開催実現が濃厚なこともあり、ニエテスの3階級制覇達成の可能性は高い。
さて、ゾウの挑戦者は?。WBO2位五十嵐俊幸(帝拳)選手への期待が高まります。