17日(日本時間18日)、米・カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムのリングに登場した元2階級制覇王者バーナード・ホプキンス(米)は、WBC世界ライトヘビー級2位ジョー・スミスJr(米・27歳)=22勝(18KO)1敗=と対戦したが、8回53秒TKOで敗れた。
51歳のホプキンスは、巧みなクリンチワークを織り交ぜた得意の試合運びでスミスJrを撹乱。互いに抜け出せぬ展開で迎えた第8ラウンド。スミスの左フックをかわそうとしたホプキンスが、ロープの間からリング下に頭から落下するアクシデントが発生。
結局、続行不能ということになり、スミスJrの手があがった。不完全燃焼となってしまったホプキンスは、キャリア初のTKO負け。55勝(32KO)8敗2分2NC。勝ったスミスJrは、23勝(19KO)1敗。
セミファイナル。WBC世界フェザー級3位、WBO4位、IBF6位のジョセフ・ディアスJr(米)が持つNABF北米同級王座へ、オラシオ・ガルシア(メキシコ)が挑んだ一戦は、ディアスJrが10回判定勝ち。スコアはジャッジ三者が揃って100-90。