10日(日本時間11日)、米・ネブラスカ州オマハで開催されたWBC&WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ。王者テレンス・クロフォード(米)vsWBC3位・WBO2位ジョン・モリナ(米)は、クロフォードが8回2分32秒TKO勝ち。
前日計量で挑戦者モリナがオーバーウェイトで計量失格。王者が勝った場合のみ防衛成功となる変則世界戦となった試合は、頭を下げて前進、ビッグパンチを振るうモリナを、サウスポースタンスのクロフォードが自在にコントロール。
迎えた第8ラウンド、左ボディストレートを受けコーナーに後退するモリナに、クロフォードが一気に襲いかかり、強烈な右フックを決めるとモリナはキャンバスへ崩れ落ちる。同時にマーク・ネルソン(米)主審が試合をストップした。
セミファイナル。IBF世界ライト級8位レイムンド・ベルトラン(メキシコ)が、WBO世界同級4位メイソン・メイナード(米)とグローブを交えた一戦は、ベルトランが7回51秒KO勝ち。メイナードが保持していたWBO北米同級王座を獲得するとともに、空位だったWBC北米同級王座も手に入れている。