10日(日本時間11日)、米・ロサンゼルスで開催されたWBA世界フェザー級タイトルマッチ。正規王者ヘスス・クエジャル(亜)vs挑戦者アブネル・マレス(メキシコ)は、マレスが12回判定勝ちで新王者。スコアは117-110、116-111、112-115の2-1。
試合は序盤戦をマレスがリード。しかし、クエジャルも中盤から反撃。両選手互いに譲らぬ激しい攻防戦となった。拮抗したラウンドが続いた中迎えた第11ラウンド、挑戦者がサウスポーの王者が出てくる所に右ストレートを合わせると、クエジャルは背中からキャンバスへ。
このダウンが勝負を分ける形になり、マレスが判定勝利で世界王座に返り咲いた。好ファイト。勝ったマレスは、30勝(15KO)2敗1分。カール・フランプトンvsレオ・サンタクルス戦の勝者との対戦を希望している。6度目の防衛に失敗したクエジャルは、28勝(21KO)2敗。早速、再戦を希望した。