WBA最新ランキングで、バンタム級正規王者亀田興毅(亀田)選手は休養王者に認定。”CHAMPION IN RECESS”の但し書きがついた。両拳の具合が思わしくない正規王者は、WBAに自ら診断書を提出し、それが認められた形。負傷回復までその地位は保全される。
年末には日本に乗り込んで、正規王者と王座統一戦をやるとしていた暫定王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)は、これまでの路線を変更して7月7日、19戦全勝(18KO)、17連続KO中の19歳フリオ・セハ(メキシコ)と戦うことを決めた。
これが正規王座戦に昇格するものと思われるが、なにせ今のWBAはわからない。
昨年、自らの意思とは別に休養王者とされたたSフライ級正規王者清水智信(金子)選手のケースでは、暫定王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)が、即正規王者に昇格。正規王者として、日本で亀田大毅(亀田)選手の挑戦を受けることになったのはご承知の通り。
ルイスvsセハ戦のプロモートには、有望選手の米国進出請負人サンプソン・リューコゥイッツが絡んでおり、その後の動きが注目される。
スーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)をゴールデン・ボーイ・プロモーションに売り込んだのもこの人であり、今回はセハがそのターゲットだと思われる。
そして、バンタム級で戦っていないのに、いきなり2位にランクされたロベルト・バスケス(パナマ)のカルロス・ゴンサレスマネジャーは、モレノのマネージメント権をも握っていると聞いています。
ルイスの試合相手に抜擢されたばかりに、何にも試合していないのに世界ランク入り、その後、な~んにもしていないのに3位までランクが上がった、このクラスのジョーカー、ジョン・マーク・アポリナリオ(比)の登場も近そうである。
しかし、サンプソンとG・B・Pの一連の流れを見ていると、バンタム級は盛り上がりそう。米国進出を希望していた正規王者にとっては、願ってもないチャンスの到来とも思えるのだが。4位にランクされる亀田家三男、和毅選手の動向も注目されます。
しかし、だんだんわかりやすくなってきました。('-^*)/
他では、Sフライ級で日本王者帝里木下(千里馬神戸)選手が、14位にうれしいランクイン。そして、世界挑戦に失敗した淵上 誠 (八王子中屋)選手は15位に踏みとどまっています。
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