WBO世界ライト級王者テリー・フラナガン(英)の4度目の防衛戦は、WBO世界スーパフェザー級2位にランクされるオルランド・クルス(プエルトリコ)を相手に行われる。試合は11月26日(現地時間)に英・カーディフで行われる、WBO世界ミドル級戦と同時開催。
35歳、ゲイカミングアウトのクルスは、3年前に米・ラスベガスでオルランド・サリド(メキシコ)とのWBO世界フェザー級王座決定戦に、7回KO負けを喫して以来の世界戦。
3年ぶりのチャンス到来に燃えるクルスは、ボクシング界初のゲイの世界チャンピオンになることを宣言している。25勝(13KO)4敗1分。
一方、31戦全勝(12KO)無敗のレコードを持つ27歳の王者フラナガンは、クルスを撃退しWBA世界同級正規王者ホルヘ・リナレス(帝拳)選手との王座統一戦を希望。
フラナガンが強い勝ち方で存在をアピールすることが出来るのか、ゲイの世界王者誕生か。楽しみな一戦です。