元世界スーパーライト級王者アーロン・プライアー(米)が、9日(日本時間10日)に逝去。60歳だった。名王者アントニオ・セルバンテス(コロンビア)からWBA世界スーパーライト級王座を奪取。王者時代はアレクシス・アルゲリョ(ニカラグア)の4階級制覇を2度に渡り阻止。日本の亀田昭雄(協栄)選手の挑戦も退けた。
“具志堅用高を超える天才”と呼ばれた亀田昭雄は世界戦の26年後、なぜ悲運の“野獣”に会いに行ったのか…。時空を超えて実現した二人のボクサーの再会と友情、そしてライターとの交流を描いて静かな感動を呼ぶスポーツノンフィクション。
プライアーのスピードとタフネスを兼ね備えた野性味あふれるファイトスタイルは、他に真似の出来ないものだった。
ご冥福をお祈りいたします。