WBAが指令する世界ミドル級王座統一戦。スーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と、正規王者ダニエル・ジェイコブス(米)戦の交渉が、期限である10月10日に迫っている。両陣営は12月10日に戦うことに同意しているが、やはり最大の問題は報酬か。
ゴロフキン陣営のトム・レフラーは、12月10日にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンを予約。ジェイコブス陣営のルー・ディベラは、同日、NYブルックリンのバークレイズ・センターを予約済。
期限を5日後に控え、WBAヒルベルト・メンドサ・ジュニア会長は、「現在、契約に関する情報は持っていない」と話し、ジェイコブス陣営から入札になった場合の報酬分配の見直しを検討するよう、申し入れがあったことを明かしている。
今のところ、入札になった場合のファイトマネーの分配は、ゴロフキン75%、ジェイコブスが25%。
最後の最後に交渉はまとまるのか。それとも入札か。10月22日に急遽防衛戦を行うことになった、WBO世界同級王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)は早くも、「12月にゴロフキンと戦う用意がある」とアピール。漁夫の利を得んとしている。
交渉成立に期待!。