WBAが指令した入札により、12万6千ドルでトップランク社が落札し、大みそかに予定されていたWBA世界Sバンタム級王座統一戦。正規王者リコ・ラモス(米)vs暫定王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)の一戦は中止。
理由は会場他の経費がかかりすぎるためだとか。王座統一戦は日を改めて開催されることになる模様。
リコ・ラモス。
WBAの指名挑戦者として下田昭文(帝拳)選手の持つ王座に挑戦し王座を獲得したラモスは、2戦連続の指令試合となる。20戦全勝(11KO)。
一方暫定王者のリゴンドーは、昨年11月、リカルド・コルドバ(パナマ)との暫定王座決定戦に勝利してベルト獲得。3月に欧州王者ウィリー・ケーシー(アイルランド)を初回TKOで一蹴し、初防衛に成功している。8戦全勝(6KO)。
豊富なアマ歴を誇る両選手の対戦はひじょうに興味深いが、二人合わせて12万6千ドルのファイトマネーは、余りに安い。(^_^;)
12月25日、モスクワで行われる世界ランカー対決12回戦。
4位サーシャ・バクティン(日本→ロシア)vs7位ネオマル・セルメニョ(べネズエラ)戦の勝者が、空位となっている1位進出を果たす可能性もあり、ラモスvsリゴンドー戦の早期開催が望まれる。
暫定王座が空席となった場合、サーシャ選手の暫定王座決定戦出場の可能性はひじょうに高いと見る。しかし、サーシャ選手と、ラモスvsリゴンドー戦勝者の戦いも大いに興味がそそられますね。これも見たい。
ロサンゼルス→日本(7日)→ドイツ(本日)→米国(カーン戦)からWBC総会ラスベガスへ回る山田純夫氏から頂いたサーシャ選手の最新試合を見る限り、”ロシアン・スナイパー”の力は、まだまだ衰えていない。楽しみです。
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