WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の次戦対戦相手候補に、内山高志(ワタナベ)選手から王座を強奪していった、WBA世界同級スーパー王者ジェスリール・コラレス(パナマ)が浮上。交渉が開始されている。
HBOと契約するロマチェンコは、11月12日か、26日(現地時間)に米国内で次戦を予定。希望していたオルランド・サリド(メキシコ)との再戦は、報酬面で合意に至らず交渉は決裂している。
コラレスの同僚ルイス・コンセプシオン(パナマ)が、河野公平(ワタナベ)選手との試合で来日した際、内山選手とのリマッチ実現かと報道されたが、その時点で渡辺 均 会長は、「まだ内山と話していない」としていた。
WBA世界フライ級スーパー王座を返上、WBO世界同級王座も返上が確実視されている、ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)は、スーパーフライ級に上げ、WBC世界同級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との対戦を希望しているが、順番はまだ先。
高報酬を得るには世界王座を保持していることが条件で、ターゲットとしてコンセプシオンをあげており、パナマ人王者コンビが揃ってHBOリングに上がる可能性もある。
それとも大晦日、内山vsコラレス戦、井上尚弥(大橋)vsコンセプシオン戦が実現するのか。今後に大注目。
それにしても1年前なら、ロマチェンコの相手は内山選手。今はかなわぬ夢なのだろうか。昨日の長谷川穂積(真正)選手のボクシングを観ると、「もう一度」の期待は大きくなりますね。