9日(日本時間10日)、ロシア・モスクワで、日本期待の小原佳太(三迫)選手を衝撃の2回TKOに切って落としたIBF世界スーパーライト級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)は、WBCとWBO世界同級王座を保持するテレンス・クロフォード(米)との王座統一戦を希望。
マニー・パッキャオ(比)の対戦相手候補にも名前があがるクロフォードと、自身の現在の立ち位置の違いは理解しているとするトロヤノフスキーは、「自分の力を試す機会がほしい」と、対戦を熱望している。
また、WBA世界同級王者リッキー・バーンズ(英)との対戦についても言及し、「バーンズ戦はより現実的かも知れない」。しかし、バーンズは10月に指名挑戦者キリル・レリフ(ベラルーシ)との試合を控えており、これに勝てば米国で元3階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米)の挑戦を受ける計画があるとされている。
25戦全勝(22KO)無敗。36歳という年齢を感じさせないエネルギッシュで、爆発力を持つトロヤフスキー。今後は名前のある選手との対戦実現を楽しみにしたいと思います。
トロヤノフスキーvs小原戦。帰国した山田純夫さんからお話を伺いました。
「いや~小原君、ちょうど私の目の前に落っこちて来て、レンズの先が唇の下に当たっちゃって切れちゃったんですよ。悪いことをしてしまいました。リング低かったんですが、まさか転げ落ちて来るとは」
「小原君、ちょっと硬かったですね。慣れる前にいいのを喰らってしまいました。期待して行ったんですけどねェ、残念でした」
試合後モスクワから大西洋を渡り、ロサンゼルスへ。亀海vsソト・カラス戦に間に合った山田氏は、金曜日の神戸ダブル世界戦を取材。そしてカネロvsスミス戦へ飛びます。レポートにご期待ください。突然の寝落ちには、ご注意を!。(;^_^A